「まるで森の中にいるような緑あふれる木の家『grunハウス』」

所沢市K様

「grun」はドイツ語で緑を意味します。
緑の間から家が見え隠れする「佇まいのいい家」を目指しました。


緑が好きな建て主さんの希望で、庭に面するリビングの床はタイルで仕上げて、植物の世話がしやすいようにしています。


建て主さんが大事にしている家具に合わせて、木部には木材保護塗料で色を付けています。漆喰の白とのコントラストがきれいです。


小さな吹き抜けが1階と2階をつないでいます。

1階から吹き抜けを見上げると、2階の天井や表しの柱や梁が眺められ、開放感を感じます。


1階の個室です。小さなワークデスクや、お仏壇収納スペースなども作り付けています。

2階には作り付けデスクのあるワークルームやロフトなど、多様な場所を設けています。


2階にもリビングスペースを設け、ご夫婦がお互いの気配を感じながらも、それぞれにリラックスした時間を過ごせる工夫をしています。

洗面台回りやトイレといったコンパクトなスペースには、壁を掘り込んだニッチの収納スペースが便利です。

寝室の窓には障子を設けています。
朝柔らかい光に包まれて目覚めることができます。

アプローチは緑のトンネルを抜けるように植栽計画をしています。
出かけるときや帰宅時のふとした時に、緑に包まれる心地よさを感じることができます。

木の家 外観
「grunハウス」いかがでしたでしょうか。
街の景観を良くする一助となるようなお家に育ってくれること願っています。

◆ 設計 「しまだ設計室」◆
◆ 撮影 「西川公朗」◆
◆ 造園 「ワイルドグリーン」◆